権威医療、権威医学、権威栄養学を斬る!

タイトル通り、権威の標榜する偽物の医療、医学、栄養学を糾弾するブログである。権威主義者には耐えがたい内容なので、お引き取り願うしかないだろう。

鳥類を知ることでヒト(哺乳類)の疾患を考えてみよう!

鳥類の生命線はまさに飛ぶことである。

飛ぶことさえできれば、

餌にありつけるし、

飢え死にしない。

(飛べない鳥類、鶏やダチョウやペンギンは除く)

 

その鳥類にとっての一番のリスクは

飛べなくなることである。

 

すなわち、それ体重増と

骨格筋の周囲に脂肪が蓄積することである。

 

体重増は鳥類を飛べなくする。

骨格筋の周囲に脂肪が発達すると

飛ぶときの羽の動きにブレーキがかかる。

 

したがって、鳥類は、

インスリンの作用が哺乳類よりはるかに脆弱である。

 

鳥類の血糖値は300前後であるが、

300を超えてもヒトで言う追加インスリンの働きが

ほとんどないに等しい。

 

だから、血糖値が上昇しても

追加インスリンによる脂肪酸の合成の亢進はほとんどないに等しい。

 

だから鳥類には肥満がない。

 

脂肪は皮に多少見られるくらいで

哺乳類で言うバラ肉みたいな部位はみあたらない。

 

300前後の血糖値はグルカゴンのような

ホルモンで維持されているようである。

 

簡単にいえば、

高血糖維持型の動物が

鳥類ということである。

 

では、われわれヒト(哺乳類)は、

どうだろう?

 

ヒトの場合、血糖値が90を超えると

追加インスリン分泌が始まるといわれており、

 

このインスリンの主な目的は

飢餓に対する備えとして

備蓄されるだろう脂質の合成である。

 

血糖値が下がるのは

現象として下がっているだけで、

インスリン自体が

血糖値を下げるためのホルモンであるという

理解は大きな間違いである。

 

ヒトやその他の哺乳類は

蝙蝠以外は飛ばないし飛べない。

 

したがって、

鳥類のように重力との戦いを強いられない。

 

ようするに、

無尽蔵に脂肪酸合成を楽しめるのである。

 

二本足で立つ、

あるいは四本足で立つ、

 

あなたがもし通常50キロの体重なら、

その倍の100キロくらいの体重になっても

二本足で立てるだろう。

 

しかし、鳥類の場合、

体重の増加は死を意味する。

 

さて、本題については

 

後日に書こう。