「ケトン体は人類を救う」産婦人科医である宗田先生の名著を紹介する!
産婦人科医の宗田先生が書いた
「ケトン体が人類を救う」は、
名著である。
既に上梓されて1年を経過しているが、
色あせることなく、
さらなる輝きを増している。
ネタバレになって恐縮だが、
重要な点は以下の点である。
①妊婦は糖質制限をしていなくても
高ケトンである。
②胎児は、血糖値35を保持し、
高ケトンで母体内で成長している。
③新生児も、血糖値が35を保持し、
高ケトンで成長している。
④妊娠糖尿病は、インスリンが効かない。
妊娠糖尿病を解決するのは、
徹底した糖質制限だけである。
⑤なぜ、妊娠糖尿病の妊婦は、
インスリンが効かなくなるのか?
ブドウ糖を欲していないからである。
逆を言えば、
妊婦は糖質制限を行い、
高ケトンにしなければならないのである。
⑥なぜ、妊婦がブドウ糖を欲せず、
高ケトンをめざしているのか?
胎児が、ブドウ糖を欲せず、
高ケトンを欲しているからである。
上記、①~⑥で、
妊婦、胎児、新生児、そして人間は、
どうあるべきか?
それが導きだされるハズである。
上記①~⑥の事実を踏まえても、
人間がどうあるべきか?
を洞察できないとしたら、
相当鈍感な人間であろう。
最後に宗田先生の著書では
触れていないが、
私の説を書いて
本日の記事を終わりにする。
妊婦の「つわり」の正体は、
妊婦自身、
そして胎児に、
必要のない有害な
「ブドウ糖」を供給させないために
糖質を排除する為の
生体反応であることが
これでわかる。
胎児は決して、
高血糖・高インスリンであってはならないのである。
妊婦も決して、
高血糖・高インスリンになってはならないのである。
胎児も妊婦も
低糖質・低インスリンでなければならないのである。
高糖質・高インスリンが、
つわり、妊娠糖尿病、
巨大児、奇形児、先天性の疾患、
難病、難産を引き起こすのである。
さて、高血糖・高インスリンの
悪しき弊害については次回に書こう。